光復節
- 2014/12/25
- 行事の解説
1945年8月15日、日本から国権を取り戻した日と、1948年8月15日、大韓民国政府が樹立された日を記念する日だ。1949年10月1日に制定された「祝日に関する法律」に基づいて、国慶日と定められた。この日は、全国的に慶祝行事が行われ、中央慶祝式はソウルで、地方慶祝行事は各市道単位別で挙行される。
この日の意義を高揚しようと全国的に各家庭では国旗を掲げて慶祝し、政府は各界各層の外交使節を招待して慶祝宴会を開く。また、光復会員のための優待措置の一つとして、光復会員及びその家族に対しては、8月14日から8月16日まで3日間、全国の鉄道、市内バス及び首都圏電車の無料乗車、古宮及び公園の無料入場できるようにしている。
光復節は1945年8月15日、日本から解放された意味ある慶祝の日でもあるが、1948年8月15日私たちの大韓民国政府が樹立されたことを公布した祝日でもある。1895年江華島事件をきっかけに日本の幹渉を受けて来た韓国は、清日・露日戦争を勝利に導いた日本によって、1910年8月29日 併合されてしまった。
36年間の生活はあまりにも屈辱的で惨めだった。私たちは基本権を剥奪されて強製労動と強製徴兵・徴用に苦しんで、我々の歴史、言語、文字までも弾圧に屈服せざるを得なかった。それだけでなく、氏名も強制的に日本式に直され、戦争物資と食糧の供給のため各種掠奪を敢行して苦しまれた。
このような、あらゆる弾圧の中で祖国光復のため地下運動の展開、海外では臨時政府が樹立され光復軍などの組職によっての抗日闘争が起こった。一方、1943年11月カイロ会談を通 して、米・英・中の首脳が集まって韓国の独立を明らかにし、1945年7月ポツダム会談では、韓国の独立を再確認した。
1945年8月広島・長崎に落とされた原子爆弾により、その月の15日に日本の無条件降参を機に、韓国は解放を迎えた。